DATE : 2007/01/06 (Sat)
コーヒーに含まれるカフェインは私たちの脂肪細胞に作用して、
体脂肪を分解する酵素の活性化を高める作用があり、
この作用を【ホルモン感受性リパーゼ】といいます。
この酵素を刺激し活性化するのは、サイクリックAMPという情報伝達物質
なのですがこれはすぐにAMPという物質に分解されていまい、
このAMPではホルモン感受性リパーゼを刺激できません。
そこでサイクリックAMPの分解を抑えるのが実はカフェインなのです。
話を整理するとカフェインがあるとサイクリックAMPは分解されないので、
ホルモン感受性リパーゼはその刺激を受け、活性化して体脂肪の分解を促進しますよ、
ということなんです。
刺激を与えられた脂肪は遊離脂肪酸になり血液中に放出されます。
この遊離脂肪酸が筋肉などに取り込まれてエネルギー源となり
燃焼されたい脂肪が減ります。
つまりカフェインの作用により体脂肪が減るわけなのですから
カフェインを含むコーヒーはダイエットに繋がるのです。
でも!ただ飲めばいいものではありません。
遊離脂肪酸を筋肉に取り込んでもらっても筋肉がエネルギーとして
遊離脂肪酸を使わなければ脂肪酸は燃えてくれません
すなわち飲むタイミングなんです。
よって、コツは 必ず体を動かす前にコーヒーを飲む!
ということです。
そうしてカフェインを補い、血液中に遊離脂肪酸を増やしておき
運動をすれば筋肉の中で脂肪酸が効率よく燃え脂肪の消費がスムーズに
進み、ダイエット効果があがります。
もう一つ体脂肪を減らすためには
【ブラックコーヒ】で飲むことが条件です。
砂糖を入れて飲むことでそのブドウ糖が脂肪細胞の中に入り
αーグリセロリン酸という物質を作り出します。
この物質は脂肪酸と結合して、脂肪酸を元の中性脂肪へ戻してしまう
作用があります。せっかくカフェインを摂取しても
その効用を帳消しにしてしまっては意味がありません。
コツ
運動30分~1時間前ほどにブラックコーヒーを一杯飲む
運動を30分~1時間行う(ウォーキングなど)
これだけでダイエットの効率が変わります。
コーヒーが駄目な人は緑茶・紅茶などでチャレンジしてみてくださいね。
DATE : 2007/01/05 (Fri)
思うならば自分の食べたものがどのようなサイクルで体脂肪に変わるのか?
そのサイクルを理解しておく必要があります
体脂肪とは、体に蓄積される脂肪のことで
そして、この脂肪とは「中性脂肪」をさします
三大栄養素の
たんぱく質 脂質 糖質(炭水化物)は
いずれも中性脂肪となります
たんぱく質は脂肪になりにくい栄養素です
脂質は取り方が異常であれば中性脂肪になりやすい栄養素です
糖質はエネルギーとして燃えますが
使われなかった分が脂肪となります
いずれにしても体脂肪を増やさないようにするのには
脂質・糖質を取りすぎないことがポイントです
炭水化物完全カットダイエットは絶対に止めてください
では七か条のご紹介です
1.糖質や脂質を必要以上にとらない
2.糖質をとるなら菓子や果物よりご飯、いもで(この限りではありません)
3.脂質は種類を選ぶ前に量を減らす
4.夕食は決まった時間に
5.タバコ・アルコールをのまない
6.ご飯はよくかむ
7.脂肪の代謝を促すため野菜を多く取る
これが一番基本に近いダイエット方法と言われています
まさにそうなのですが
難しくないじゃんと思いがちですがこれがまた守るとなると難しいんですね