category: メイク
DATE : 2007/03/02 (Fri)
DATE : 2007/03/02 (Fri)
ポイントメイクの強弱の付け方による、
イメチェンテクニックです。
ポイントメイクをする部位というのは、
代表的に、以下の4部分です。
眉 → 意志の強さ、真面目さ、清潔感を表現しやすいパーツ
目 → 華やかさ、若々しさを表現しやすいパーツ
口 → 女性らしさ、責任感、落ち着きを表現しやすいパーツ
頬 → 幼さ、かわいらしさ、カジュアルさを表現しやすいパーツ
具体例を挙げれば、
いつもは、目と頬にポイントを置いたメイクで
若々しく可愛らしいイメージである人が、
眉と口にポイントを置いたメイクをすることで、
いつもとは対照的な、
凛とした強い大人の女性の雰囲気になるのです。
ここで生まれてくる疑問は、
「○○にポイントを置くと言っても、どうやって???」
ではないでしょうか。
眉にポイントを置きたいからと言って、
ただ濃く描けばいいのでしょうか。
口にポイントを置きたいからと言って、
赤い口紅を使えばいいのでしょうか。
いくら、ポイントメイクの強弱を考えたメイクをしたとしても、
その方法が不自然であれば、あか抜けない顔になってしまいますね。
そんな時は、こう考えてみましょう。
ある部分にポイントを置きたいとき、
「色で強弱を付けて、ポイントをつくるのか」
「質感で強弱を付けて、ポイントをつくるのか」
「形で強弱を付けて、ポイントをつくるのか」
この中から、1つの方法をセレクトしましょう。
もちろん、2つをセレクトしてもいいのですが、
まずは1つから始めてみましょう。
「色で強弱を付けて、ポイントをつくる」場合、
当然、薄い色よりも濃い色を使った方が、その部分が強調されます。
「質感で強弱を付けて、ポイントをつくる」場合、
マットなものを使うよりも、パールものを使った方が、
その部分が強調されます。
薄く塗るよりも、厚みを持たせて塗った方が、
その部分が強調されます。
「形で強弱を付けて、ポイントをつくる」場合、
曲線的なラインよりも、直線的なラインの方が、
その部分が強調されます。
☆具体例☆
「今日はいつもと雰囲気を変えて、華やかな感じにしたい!
だから、ポイントメイクは目元を強調した感じにしよう!
どうやって目元を強調しようかな・・?
ええと、色で強調するのか、質感で強調するのか、
形で強調するのかを考えるんだよね。
う~ん、色で強調するとなると、濃い色のアイシャドウか・・・。
でも、もしケバく見えたら嫌だから、色での強調はやめておこう。
質感で強調するとなると、パール入りのアイシャドウを使うか、
もしくはアイシャドウを厚めにしっかり塗るかってことね。
もともとまぶたは腫れぼったいから、パールものは避けた方がいいよね。
よし、いつもよりちょっと厚みを持たせて、重ね付けしてみよう!
そして、形で強調するとなると、
アイラインで目の形を変えてみせる、ということかな。
あまりわざとらしくはしたくないけど・・・
目尻をいつもよりも長く引くくらいだったら、違和感ないかも☆」
「いつもメイクが上手く行かない・・・」
「もうすぐ春だし、ちょっとだけ変えてみたい・・・」
そんな方は、お休みの日などに、ぜひ一度挑戦してみて下さいね☆
最初は自分自身が見慣れなくて、
違和感を感じるかも知れませんが、
意外と周りからの評判は良いかも知れません。
自分の顔を客観的に見る訓練も大事なのですね。
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category: メイク
DATE : 2007/02/28 (Wed)
DATE : 2007/02/28 (Wed)
眉毛を描きながら、
あっちこっちを足したり削ったりして、
「う~ん、左右が揃わない・・・」と試行錯誤する前に、
まずはメイクを始める前に、一呼吸。
大きな鏡に映った自分の顔を見ながら。
写真に映った自分の正面顔を見ながら。
1つずつ、自分の眉分析をしていきましょう。
このセクションを設けることで、眉メイクが日替わりになることなく、
きちんと安定した眉が描けるようになります。
眉メイク時間もギュッと短縮です。
自分の眉毛がどんな形をしているのかを把握するためには、
眉全体を漠然とじーっと見るのではなく、
部分的に順序を追って、チェックして行きます。
その順序とは、こうです。
1 左右の「眉頭」をチェックする。
2 左右の「眉頭から眉山までのライン」をチェックする。
3 左右の「眉山」をチェックする。
4 左右の「眉山から眉尻までのライン」をチェックする。
つまり、眉の内側から徐々に見て行く、ということですね。
左右の眉頭が揃っていないのに、眉山を揃えることは難しいのです。
左右の眉山が揃っていないのに、眉尻を揃えることは難しいのです。
言うなれば、
2本の糸が手元にあったとして、その2本の糸の長さを揃えたいとき、
まずは2本まとめて、はじっこを揃えて手に持つと思います。
片方のはじっこを揃えないまま、
2本の糸を同じ長さにカットするのは、至難のワザですよね。
上記の順序をもっと詳しく説明すると、こうです。
1 左右の「眉頭」をチェックする。
・眉頭の位置は、目頭の真上よりも
2~3ミリくらい内側に入り込んだところ。
まずは左右の眉頭それぞれ、目頭との位置関係をチェック。
・左右の眉頭の高さをチェック。
・左右の眉頭の濃さをチェック。
・左右の眉頭の形をチェック。
(角張っているのか、丸まっているのか)
2 左右の「眉頭から眉山までのライン」をチェックする。
・眉頭から眉山までの距離をチェック。
・眉頭から眉山までの角度をチェック。
・眉頭から眉山までのラインの形状をチェック。
(直線なのか曲線なのか)
・眉頭から眉山までのグラデーションの入り方をチェック。
(どの程度、眉頭から眉山にかけて濃くなっていっているのか)
3 左右の「眉山」をチェックする。
・眉山の位置は、黒目の外側の縁と目尻の中間に持って行きます。
まずは左右の眉山それぞれ、黒目との位置関係をチェック。
・左右の眉山の高さをチェック。
・左右の眉山の濃さをチェック。
・左右の眉山の形をチェック。
(角張っているのか、丸くなっているのか)
4 左右の「眉山から眉尻までのライン」をチェックする。
・眉山から眉尻までの距離をチェック。
・眉山から眉尻までの角度をチェック。
・眉山から眉尻までのラインの形状をチェック。
(直線なのか曲線なのか)
・眉山から眉尻まで、ラインのすぼみ方を揃える。
(どのようにして、眉尻まで細くなっていっているのか)
・「眉頭~眉山:眉山~眉尻 = 2:1」に揃える。
・眉頭と、眉尻の高さを同じにする。
この順序で、まずは自分の眉毛をしっかり確認して行きましょう。
そうすると、
おのずと「どこを描けばいいのか」「どこをカットすればいいのか」が
見えてくるはずです。
また「描くべき部分」というのは
「毛を伸ばすべき部分」でもあるということをお忘れなく。
眉を整えるというのは、
「描く」「毛をカットする」というだけではなく、
「足りない部分は毛を伸ばす」ということも、とても大事なのです。
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