category: メイク
DATE : 2007/03/05 (Mon)
DATE : 2007/03/05 (Mon)
証明写真を撮るとき、面接に行くときは、
ナチュラルメイクを心がけるというのが一般常識としてありますね。
(もちろん希望職種にもよりますが。)
ただ、ここで間違ってはいけないのが、
ナチュラルメイクと、薄いメイクは違うということ。
よく、薄いメイクをしている人が、
「私、今日、ナチュラルメイクだから~。」とおっしゃることがありますが、
厳密に言えば、ちょっと違うのです。
ナチュラルメイクというのは、自然に見えるメイクのこと。
どんなに作り込んでいても自然に見えるなら、
それはナチュラルメイク。
かなり手抜きの3分メイクでも不自然に見えるなら、
それはアンナチュラルメイク。
そして、もう1つのナチュラルメイクの定義とは、
「あ、この人、すっぴんでもキレイなんだろうな・・」
と思われるメイクのこと。
「あ~、この人、きっとすっぴんになったらかわるんだろーな。」
と思われるメイクは、ナチュラルメイクとは言いにくいですね。
だから、大事なのは。
仕事上、環境上、あまり派手にできないという方。
あまり着飾る事ができないという方。
そんな状況だからこそ、テクニックを駆使したナチュラルメイクで、
美しくいられると素敵なのです。
【 メイクを含む身だしなみを整えることも、仕事のひとつ 】
今回のセミナーは学生さん対象ということもあったので、
メイクにたいする心構えについても、少しお話をさせて頂きました。
最近の若い方は本当にお化粧に興味があって、
トレンドに敏感で、おしゃれな方が多いです。
そして、自分の好みというものしっかり持っています。
しかし、いつも自分の好きなメイクをしていても良いわけではありません。
メイクは、顔にするものです。
顔は、人に見られるものです。
顔は、人に与える第一印象の8割を左右するものです。
どんなシチュエーションでも自分の好きなメイクしかしない人は、
「この人は、いつも自分の好きなメイクしかしないんだ」
と思われます。
「この人は、人に与える印象というものを考慮しない人なんだ」
と思われます。
若い方は特に、いつもどんな時でも、自分の好きな顔でいたいものです。
しかし、仕事となれば話は別です。
特に、医療系や接客系のお仕事なら、とても大事なことですよね。
仕事においては、人に与える印象を第一に考えて、
たとえ目力ばっちりメイクが好きだったとしても、
高齢の方やお客様に威圧感を与えないメイクを心がける。
ここからもう、仕事に対する心構えが始まっているのです。
好きなメイクで楽しむのは、プライベートの時にすればいいのです。
じゃあ、仕事中は地味な顔でいればいいの?
いいえ、そうではありません。
素敵な美しい、ナチュラルメイクテクニックを身につければいいのです。
【 ナチュラルメイクの要は、ベースと眉にあり 】
ナチュラルメイクだからといって、
ベースメイクを薄くすればいいわけではありません。
ファンデーション自体は薄塗りでも、
コンシーラーを駆使して、肌トラブルをカバーする必要があります。
キレイな肌は、
・規則正しい生活をしている
・きちんとした食生活を送っている
・衛生的な環境の部屋で生活している
といった印象を、無意識のうちに相手に与えます。
そして、眉毛。
眉毛は表情をつくる大事なパーツです。
眉毛が無い人が怖く見られるのは、
表情が無いために、何を考えているのかが読めないから。
知的さを表現する「眉山」を少し濃いめに描いてみましょう。
メイクって、紛れもなく、顔にするものなんですよね。
だから、メイクを手抜きすることは、
相手に対する意識が、それまでだっていうように捉えることもできます。
しかし、あくまでもそれは、1つの考えであるとも言えます。
というのは、すっぴんでも美しいオーラを放っている人は、
確かに存在するからです。
内側からにじみでる、その人のパワーなのですね。
私は、そういうのも素敵だと思いますし、
メイクの力を借りなくとも、素敵なオーラを放つ人を尊敬します。
今日は、セミナーの内容から抜粋してお送りしたので、
ちょっぴり真面目くさい内容になってしまいましたが、
結局は、自分のいろんな顔を楽しめることが、一番なのだと思います。
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category: メイク
DATE : 2007/03/04 (Sun)
DATE : 2007/03/04 (Sun)
まずは、顔に大きく影響を与える、前髪とメイクの関係についてです。
前髪に大きなこだわりを持っている方は少なくありませんね。
「前髪が決まらないと、気になる!」という感じでしょうか。
確かに、前髪のラインは顔の印象を変えるので、大切なパーツです。
私も、お客様のヘアセットをする時は、
先に後ろ髪を作ってしまってから、
最後の仕上げで前髪を整えることが多いです。
さて、この前髪ですが、その分け目と眉毛に密接な関係があります。
前髪を横分けにする場合、
最もバランスが良く、
清楚なイメージに見える分け目のラインというのは、
眉山の位置となります。
眉山よりも内側の位置で横分けをしてしまうと、
真ん中分けにしたいのか、横分けにしたいのか、
どっちつかずな感じになり、ちょっと中途半端。
眉山の位置で分け目を作るか、
もしくは眉山よりも外側に分け目を作るようにしてみましょう。
ただ、眉山よりも外側で分け目を作ると、
大人っぽい雰囲気や、
色っぽい雰囲気も出てきますので、
シチュエーションで変えるようにするとがよいでしょう。
次に、顔を小さく見せるには顔まわりの髪をどうしたらいいか?
という問題です。
よく、顔を小さく見せたいがために、
横の髪の毛で顔を覆うようにしている方がいます。
そして、「顔は全部出した方が、小さく見えるんだよ~」と、
アドバイスする方も、います。
どちらも正解であり、どちらも間違いであり・・・。
サイドの髪を、耳の前に出して、
顔を、髪の毛でカバーした方が小顔に見えるタイプの顔の形とは、
頬の下の部分がふっくらしている方。
つまり、分かりやすく言うと「しもぶくれタイプ」の方。
しもぶくれとは、エラ張りとはちょっと違います。
エラ張りというのは、エラ骨が出ているタイプの方。
しもぶくれタイプというのは、頬の下の部分がふっくらしている方。
骨が出ているのか、ほほ肉が下についているのかの違いです。
逆に、サイドの髪を耳にかけたり、すっきりまとめ髪にしたりして、
顔を、髪の毛でカバーしない方が小顔に見えるタイプの顔の形とは、
顔全体の面積が大きめという方。
つまり、輪郭じたいは整っているけれど、
顔自体の面積が大きいという方。
そういう方は、髪でカバーせずに、顔をすっきり出してしまった方が、
顔が小さく見えることが多いのです。
メイクがばっちり決まったら、髪型だってとても重要ですね。
せっかくのメイクが損をしないよう、
前髪と、サイドの髪には特に気を遣いましょうね。
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