DATE : 2007/01/09 (Tue)
ズバリ!【食後30分】です
今までのダイエット情報の多くは
食事後の運動はすぐ栄養になるので避けてください
という情報があまりにも多く
この食後すぐに運動するというのはなかなか耳慣れない言葉であります
なぜ食後30分なのでしょうか?
食べ物で一番脂肪になりやすい食物って何でしょうか?
実は、ご飯・パン・麺類などの糖質を多く含む食物です
この糖質は体の中で脂肪酸というものに変化します
糖質をとって体の中で消化・吸収されると、脂肪酸という脂肪のもとに
なるのです。同時に血液中の血糖値も上昇しインスリンというホルモンが
分泌されます。
このインスリンには脂肪の育成を促す働きがあります
このような働き、つまり脂肪の元である脂肪酸が生まれるのと
インスリンが脂肪を溜め込もうとする働きは
実は食後30分~1時間の時間帯であることがわかっています
そこで体脂肪を増やさないように効果的な運動としてお奨めなのが
食後30分歩きです
ここで愛川が2週間変則的に実験してみました
★1日起き程度のメニュー
朝食後15分経過した後、平均約40分間歩いてみました
昼食後10分経過後、20分間エアロバイクをこぎました
夕食後15分経過後、15分間エアロバイクをこぎました
結果、体重がこの方法だけで3キロ落ちました
劇的な減少ではありませんが健康的なダイエットで
あることには間違いありません
ちなみにこの実験は11月に行いました
これから更に2週間実験を開始してみようと思います
食後すぐに動くのは消化作業をを妨げますので
なるべく避けて、食後15分~30分ぐらいから開始してください
ウォーキングの仕方ですが
普通の歩き方でも構いません
できれば歩幅を大きく取り早足で歩きます
DATE : 2007/01/06 (Sat)
コーヒーに含まれるカフェインは私たちの脂肪細胞に作用して、
体脂肪を分解する酵素の活性化を高める作用があり、
この作用を【ホルモン感受性リパーゼ】といいます。
この酵素を刺激し活性化するのは、サイクリックAMPという情報伝達物質
なのですがこれはすぐにAMPという物質に分解されていまい、
このAMPではホルモン感受性リパーゼを刺激できません。
そこでサイクリックAMPの分解を抑えるのが実はカフェインなのです。
話を整理するとカフェインがあるとサイクリックAMPは分解されないので、
ホルモン感受性リパーゼはその刺激を受け、活性化して体脂肪の分解を促進しますよ、
ということなんです。
刺激を与えられた脂肪は遊離脂肪酸になり血液中に放出されます。
この遊離脂肪酸が筋肉などに取り込まれてエネルギー源となり
燃焼されたい脂肪が減ります。
つまりカフェインの作用により体脂肪が減るわけなのですから
カフェインを含むコーヒーはダイエットに繋がるのです。
でも!ただ飲めばいいものではありません。
遊離脂肪酸を筋肉に取り込んでもらっても筋肉がエネルギーとして
遊離脂肪酸を使わなければ脂肪酸は燃えてくれません
すなわち飲むタイミングなんです。
よって、コツは 必ず体を動かす前にコーヒーを飲む!
ということです。
そうしてカフェインを補い、血液中に遊離脂肪酸を増やしておき
運動をすれば筋肉の中で脂肪酸が効率よく燃え脂肪の消費がスムーズに
進み、ダイエット効果があがります。
もう一つ体脂肪を減らすためには
【ブラックコーヒ】で飲むことが条件です。
砂糖を入れて飲むことでそのブドウ糖が脂肪細胞の中に入り
αーグリセロリン酸という物質を作り出します。
この物質は脂肪酸と結合して、脂肪酸を元の中性脂肪へ戻してしまう
作用があります。せっかくカフェインを摂取しても
その効用を帳消しにしてしまっては意味がありません。
コツ
運動30分~1時間前ほどにブラックコーヒーを一杯飲む
運動を30分~1時間行う(ウォーキングなど)
これだけでダイエットの効率が変わります。
コーヒーが駄目な人は緑茶・紅茶などでチャレンジしてみてくださいね。